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勉強止めたら、そこで終わり

学会を利用してモチベーションを上げる

2018.01.18

看護師になるために専門学校や大学などで必死に勉強を続けてきて、試験に合格して資格を取得すると、そこで完全燃焼を起こしてしまうことは稀ではない。現役看護師になった途端に勉強に対する意欲が低下してしまい、ただ漫然と働く日々になってしまうことはよくある。もちろん、それでも現場でやるべき仕事をこなしていける場合は多いだろう。

しかしよりよい看護を行うことや、将来の仕事のしやすさなどを考慮してみるとただ漫然と働いているだけではよくないと考えることもあるだろう。頭では分かっていても、なお仕事を行うこと以上に意欲が湧かないのであれば、何らかの刺激を自分に与える必要があると考えた方が賢明だ。そのきっかけにできるのが学会への参加であり、看護学会に足を運んでみると考え方が一新する可能性が高くなる。

閉じられた職場の中にこもっていると、看護あるいは医療の全体像が見えなくなってきてしまう。現役看護師として現場での仕事に執着しているとよくある状況であり、そこから脱却する機会として学会は適している。さまざまな現場での看護の現状について知る機会になると共に、他の現場で働いている看護師たちとの交流の場としても活用できるのだ。学会でいい刺激を受けられるとモチベーションを高められ、勉強してよりよい看護師になろうという気持ちが生まれやすい。現役看護師として努力を続けていくためにはモチベーションが重要であり、そのきっかけ作りとして学会に参加するのは優れた手段である。